古川巧 art diary

よい作品とは、何度見ても飽きないもの!

猿図  木下応受 東博蔵

猿の絵は、日本画家結構描いています。
彫刻のジャンルになってしまうかもしれませんが日本の埴輪にも猿があり、それが最初かも?
絵画で最初に描かれた猿は、鳥獣戯画でしょう!
桃山時代牧谿を真似した、等伯、友松らがいますが、他に狩野栄信(伊川)、狩野探信(守政)、狩野宗益、狩野山雪白隠慧鶴、狩野興以、狩野芳崖、森狙仙、円山応挙伊藤若冲河鍋暁斎
長沢芦雪月岡芳年葛飾北斎歌川広重歌川国芳、歌川豊国、鈴木春信、狩野尚信、久隅守景、尾形光琳、鈴木其一、柴田是真、川合玉堂など 調べ上げるとかなりいますね?

円山応挙はメジャーです。しかし、この人の息子はあまり知られていません。現存作品が少ないのです。
応挙の次男で(きのしたおうじゅ)といいます。

1777-1815 江戸時代後期の画家。
安永6年生まれ。円山応震の父。

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猿図。父応挙も描いている猿図から影響を受けたものでしょうか?
室町時代牧谿が描いた猿や、桃山の長谷川等伯、海北友松の猿とは画風が違います。

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***飽きない画というのは、いつ見てもいい!ずーっと飾っていたくなります。
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