古川巧 art diary

よい作品とは、何度見ても飽きないもの!

JAPAN3をやって思ったこと・・・!

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「現代美術はでたらめ」と思っている人たちは、先入観・偏見思考です。
「個人の心理における信念・確信」の問題で、社会的・文化的な広がりを持つ場合は、話が違います。また「個人の心理のありよう」なので、「アメリカは大雑把」とか「現代美術はでたらめ」は、そう考える人もいれば、そう考えない人もいるので、決めつけることはありません。
今回のJAPAN’3の展覧会も地域が一緒の人たちが集まってやっているだけの展覧会です。しかし、我々個人個人が自発的に必要性を見出し行なっています。何故必要かといいますと、悲しいかな、かなりの人々が美術を理解していないからです。例えば、絵画といえば、美しい風景や華やかな花の絵を思い浮かべる方が多すぎるのです。いつまでたっても一般の人にとっては知っているようで知らない世界なのです。美術てそんな偏ったものではないと思うのです。従来の先入観ではない、もっと自由に好きなようにつくればいいと思うのです。それを発表する。そのような行為をすることが公益性ともいいます。芸術の領域としては大まかに言えば平面と立体に所属する者たちの集まりでしょうか。我々はファインアート(主に絵画、彫刻)の制作をし、美術に関わる仕事をする者のうち、自身の表現媒体が平面、立体の美的表現を美術的思考のもとに構築し、表現活動を行うアーティストたちです。

ジャン・コクトーが言った言葉に

「詩を書くから詩人なのではない。詩人だから詩を書くのである。」

をよーく考えてみなければいけませんね。

「絵を描くから絵描きなのではない。絵描きだから絵を描くのである。」
「彫刻をつくるから彫刻家なのではない。彫刻家だから彫刻をつくるのである。」
とあてはめることができます。

我々は、作家なのだ!と改めて思いました。(エッ?今更?)