古川巧 art diary

よい作品とは、何度見ても飽きないもの!

横トリ その10 横浜美術館編

僕の記事では横浜美術館会場は最終回になります。


マウリツィオ・カテランMaurizio: は
「良い作品」とは、見る人の見方を大きく変えるもので、それを見た瞬間、元の自分には戻れなくなったりするよね。それに「良いアート」とは「残忍さ」さえ恐れることなく発信していくことなのかもしれない。アートの効果的な働きについては、とてもシンプルさ。それは、皆が「見慣れたもの」を「見慣れないもの」にすることだよ。世の中の理不尽さや不条理さを、アーティストは描くんだ。
僕たちの日常を見ると、「普通」と呼ばれるものの中に、沢山の「見慣れないもの」が潜んでいる。それを僕らアーティストが人の目に晒すことによって、観客は驚きや嫌悪感、感情を抱くのさ。と、述べている。


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マウリツィオ・カテランMaurizio CATTELANの作品。

生年 1960年
出生地 イタリア(パドヴァ)です。ニューヨークで『AMERICA』という名の黄金のトイレを披露するなど、スキャンダラスな作品を手がけてきた作家だそうニャ!
居住地 イタリア(ミラノ)およびアメリカ(ニューヨーク)だそうです。


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もちろん本物の人間ではなく、ワックス製のオブジェクトでしかないのですが、頭でそうとは分かっていても、見るたびどきっとさせられます。吊るされた人も、知ってる形をしてるからなのか、どうも自分の体の感覚がうずき出してしまいます。首にかかる重みや手足を拘束される圧迫感が、分かる気がするのです。とはいえこれはただのオブジェクト。”物”に対して何を同情してるのか、バカバカしい。

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と、解剖学者、養老孟司氏は言っています!

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*** いちいち解説付けないと、納得しない人間、マジ面倒臭いですね? もう少し、自分の頭で考えろ! アートなんて、好きか!嫌いか!でいいと思うのです。

10回で終わるかと思いきや、あと10回ぐらい載せるかも?つづく!
明日は首都圏大型台風が近づいているそうです。
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