古川巧 art diary

よい作品とは、何度見ても飽きないもの!

安田文夫作品 平塚にて

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元、映画監督の安田さん。
昨年第49回神奈川県美術展」の、平面立体部門の大賞に 安田文夫さん(75)=茅ヶ崎市在住。大賞作品のタイトルは「がん告知・余命?・孫と遊ぶ」。
安田さんは昨年1月に肺がんの告知を受けたそうな。右肺3分の2の摘出手術を乗り越え、抗がん剤治療を行う中でも創作の手を緩めることはなかったらしい。作家というのは何かを作っていると自然と心が落ち着くのでしょう。

作品は2枚組で、182cm×91cmのパネルにアクリル絵具や印刷物のコラージュ。「2つの肺をイメージし、命の象徴である女性の顔を無数に描いた」。また孫の酒井和都(わと)ちゃん(8)の写真や、和都ちゃんが描いた絵も散りばめている。

昨年県展でも見ましたが今年安田さんの作品1年ぶりに見ました。

平和展より(平塚にて)