古川巧 art diary

よい作品とは、何度見ても飽きないもの!

母の塔 その2 岡本太郎 川崎

前回の続きです。川崎岡本太郎美術館

岡本太郎の「母の塔」です。
原型は1971年制作されたそうです。大地に深く根ざした巨木のたくましさ」と「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」、「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」をイメージして制作された原型をもとに、岡本太郎の意図を忠実に再現して、この塔は製作されたそうです。

岡本太郎の母・かの子は、多摩川のほとりに生まれ、生涯この川を愛した文学者でした。太郎が誕生したのも、母の実家であるこの地です。

1964年に、岡本かの子文学碑《誇り》が太郎の手によって、多摩川河畔に建立されましたが、「母の塔」はこの碑と向かい合うように設計されました。この塔の施工には、まず塔の先端から完成させ押し上げては順に製作していくという工法(ジャッキアップ工法)がとられています。スカイツリーのゲイン塔と同じですね?まるで大地から生えてくるように、塔はゆっくりと伸びていき、6回のジャッキアップを経て完成しました。

イメージ 1
年高さ30mの「母の塔」岡本太郎美術館のシンボルタワーです。
絵描きの太郎、モニュメントをつくると、必ず色が入りますね?

イメージ 2
外装は、岡本太郎の「光らせるな、輝かせろ」というイメージを実現するため、「タローホワイト」という真珠色のクラッシュ・タイルを使っています。季節や時間の変化につれて、塔はゆっくりと表情を変え、微妙な揺らぎや光をはなっています。


イメージ 3

イメージ 4
知名度の高い両親から生まれた太郎!
母親は、太郎の作品に出てくるのに、親父は全然出てきませんね?
この位置から見ると、女性の乳房にも見えますね?
きっとこの作品も何か、太郎が訴えているのでしょう!

イメージ 5
そして岡本太郎は、母かの子をかなり、擁護していますね?
かの子さん、かなり破天荒なお母さんだったのに・・・!
まあ、親も親!子も子なのでしょうか?

イメージ 6
それにしても、どでかい作品!
生田緑地に、異彩を放っています。






https://railroad.blogmura.com/railroad_enoden/img/railroad_enoden88_31.gif
[https://railroad.blogmura.com/railroad_enoden
ここに来た方(文字をクリック)] してネ!