古川巧 art diary

よい作品とは、何度見ても飽きないもの!

古川巧画廊巡り 池田龍雄展 ギャラリー58 銀座

ここは古川巧が管理人をやっているブログです。

横浜開港アンデパンダン展にも出品されていた池田龍雄。横浜の星埜さんがかなり押している作家です。
舞台芸術や文学にも携わっていた池田、戦後の芸術の生き字引というひとりでしょう!
現在90歳を超えていらっしゃるとか…!
作品に社会的なメッセージが込められています。若い時に特攻兵要員だったようですww 終戦で死ななくて済んだらしい。強烈な戦争体験をしているからです。
今、現代人の作品は社会性の薄いというのは、それだけ日本が平和だからです。泰平の江戸時代を連想します。
しかし、いくら今が日本は平和だからといって過去を忘れて同じことを繰り返してはいけません。
平和ボケの日本人、たまに歴史を振り返らないと・・・!改めて感じた展覧会でした。

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ギャラリー58での池田龍雄展!01.07 - 01.19まで。

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若き日の池田龍雄の作品展 1950-60年代の作品です。

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ローウィングとペン画が出展されています。

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太平洋戦争を彼なりに風刺した作品なのでしょうか?

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終戦間近に特攻兵だった彼。そのまま戦争が長引けば今はない・・・!

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***彼の生きざま、歴史を知ってしまうと、見入らざるを得ない・・・作品たちww

美術を齧っている僕も知らない一流作家がごまんといます!まだまだ、勉強不足!情けない!もっともっと、アートを見幕なければ・・・! それも、秀作を! 二流、三流をいくら見てもねえ????